インタビュー
デザイナー
組織文化
サービスデザイン部
サービスデザイン部では、事業成長に貢献できるデザインを実現するために、独自の評価制度と文化を築いてきました。評価は単なるアウトプットの量やデザインの美しさだけでなく、事業の成果と個人の成長の両方を大切にしています。デザイナーが幅広い役割を担いながら成長できるような環境を整えているのが特徴です。
サービスデザイン部 部長の出井さんに、評価制度やサービスデザイン部ならではの文化をお伺いしました。
GMOメディア入社以前は、紙媒体広告の制作会社と、インターネットの自社サービス企業でデザイナーとして経験を積む。
2010年にGMOメディアへ入社し、社内の新規サービス立ち上げをはじめ、ほとんどの自社サービスに関わる。
2016年にチーフデザイナーに昇格、2018年にサービスデザイン部立ち上げと同時にマネージャーを兼務。
2026年よりサービスデザイン部長。現在は採用・育成・組織づくりを軸に、デザイナー組織の強化に取り組んでいる。
趣味:娘と遊ぶこと、海外ドラマ鑑賞、音楽フェス・ライブ。
評価は、四半期ごとの事業・チーム成果と、年次での成長評価という2つの軸で構成されています。
四半期ごとの評価では、担当している事業のKPIや売上といった定量的な成果をもとに判断します。
たとえば「MAU(マンスリーアクティブユーザー)の増加」や「施策によるKPI改善度合い」が評価の基準です。職種を問わず、エンジニアやディレクターと同じ基準で評価される点が特徴で、デザインの出来栄えやアウトプット数だけではなく、事業へのインパクトを重視します。
だからこそ「自分の仕事が事業成長にどうつながったのか」を意識しながら取り組める仕組みになっています。
そのとおりです。デザイナーとしての成長やスキル向上は年次評価で確認します。四半期ごとに提出する活動報告書をもとに、成長のプロセスやチャレンジの軌跡を振り返ります。
主に以下のような項目を書いてもらっています。
・携わった施策の背景や目的
・得られた効果とその分析
・実行プロセス(課題設定から改善まで)
・振り返りや次への学び
・業務外での取り組みや気づき
形式は自由で、個性がよく表れます。資料としても「デザインプロセスの可視化」に役立ち、面談での対話の土台になります。
報告をもとにフィードバック面談を行い、これまでの歩みや新しいチャレンジについて話し合います。最終的には年次の総合評価の基盤となり、「デザイナーがどう成長してきたか」を見ていく大切な材料になります。
はい。特徴的なのが「スキルレベルシート」です。これはデザイナーに必要なスキルや行動を可視化したチェックシートで、自分がどの段階にいるかを自己評価できるものです。
いえ、違います。これは昇格や評価の判定ツールではなく、コミュニケーションのきっかけとして使います。たとえば「UI設計が一通りできる」「チームをリードできる振る舞いがある」といった技術面や行動面の項目を確認し、自己評価と上司の認識を揃えることで課題や強みを具体的に話せます。
結果として、「何ができる/できない」もしくは「どの領域に挑戦したい」などが明確になり、キャリアの方向性も描きやすくなります。
当社のデザイナーは、UI設計、グラフィックデザイン、Webコーディング(HTML/CSS)、企画、要件調整など幅広い役割を担います。これは事業のフェーズによって求められるスキルが変わるためです。
・新規立ち上げ期:UI/UX設計や実装力が重視され、迅速なプロトタイプ作成やリサーチ能力が必要。
・成長期:キャンペーンや広告で認知拡大を図るため、コミュニケーションデザインやUI/UXのスキルが必要。
・安定期:既存サービスの改善やリニューアルで、情報設計や運用スキル、場合によっては分析力が求められる。
そのとおりです。GMOメディアでは新サービスやプロジェクトが定期的に立ち上がるため、デザイナーは必要に応じて領域を横断する柔軟さを大切にしています。未経験から挑戦するメンバーも多く、学習支援やOJTで幅広いスキルを身につけられる体制があります。
実際、半数近くのデザイナーが未経験入社ながら第一線で活躍しています。たとえば2022年に入社した新卒デザイナーは、入社時は未経験でしたが、日々の業務を通じてスキルを習得し、新規サービスの立ち上げで専任デザイナーとして全工程を担当するまでに成長しました。
ありがとうございます、嬉しいですね。そう言われる理由は、たぶん仕組みと価値観にあると考えています。
・採用基準:素直さと主体性を重視。同じ方向に向かって努力できる人が集まりやすい。
・横断的なチーム活動:サービスの枠を越えて課題解決に取り組むため、交流やノウハウ共有が活発。(→詳細はこちら:5年で100以上の組織施策。GMOメディア サービスデザイン部の「ぐるみ」の成果と継続する工夫)
・ロードマップ共有:3年後の姿を全員で描き、日々の取り組みに落とし込むことで方向性がブレない。
こうした要素が一体感を生み、自然と「仲が良い」と言われる組織文化につながっています。
サービスデザイン部には、成果や成長を公平に評価する仕組みと、挑戦を後押しする文化があります。幅広い役割を通じてスキルを磨き、仲間とともに成長しながらキャリアを築ける環境です。
環境が整っているから安心して挑戦でき、仲間がいるから乗り越えられる——そんなサイクルが自然と生まれています。
ここでの経験は、デザイナーとしての可能性を広げる大きな一歩となるはずです。「デザインの力でサービスを育てたい」「仲間とともに成長を楽しみたい」と考えている方は、ぜひ一緒に挑戦しましょう!