GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸 以下、GMOメディア)が提供する高校教員向け教育DXサービス「コエテコStudy byGMO」(URL:https://study.coeteco.jp/top)は、このたび、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
「コエテコStudy byGMO」は、テスト・課題の作成から配信、採点、成績管理までをオンラインで完結できるサービスです。情報科教員へヒアリングを通じて得た現場の声をUI/UX設計に反映するとともに、AIによる問題作成、CBT形式のテスト、自主学習機能などへ段階的に機能を拡張してきました。導入校では試験準備や採点業務などで合計約6時間を削減した実績もあり、教員が生徒と向き合う時間の創出と、生徒のより良い学習体験の実現に取り組んでいます。

【「コエテコStudy byGMO」デザインのポイント】
「コエテコStudy byGMO」は、高校の教育現場が抱える作問・採点などの負担を軽減し、教員の時間を「事務作業」から「生徒と向き合う時間」へ転換することを目指して開発した教育DXサービスです。今回の受賞では、主に以下の点を特徴としたサービス設計がデザインのポイントとなっています。
1.教科書の単元やテーマを選択するだけで課題を作成でき、誰でもすぐに利用できるUI/UX
2.AIを活用したオリジナル問題作成機能による、教員の作問時間・負担の軽減
3.自動採点・解説機能や生徒の自主学習機能による、教員に依存しない主体的な学びの仕組み
【グッドデザイン賞 審査委員による評価コメント】
本サービスは、教員の負担を軽減するため、作問・採点・成績管理の課題を安価で解決できる点が高く評価された。情報Ⅰの必修化に伴う人手不足の課題に絞り、シンプルなソリューションに特化しているが、課題を絞ったことで対応教科書シェア8割をカバーするなど、シンプルながらも使いやすいサービスを実現している。人手不足の学校教育の負担軽減を行い、教師が生徒と向き合うための時間を増やしていくことを期待する。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ: https://www.g-mark.org/gallery/winners/35165
【「コエテコStudy byGMO」開発の背景】
高校では科目「情報Ⅰ」の必修化や大学入学共通テストへの導入に伴い、授業準備や作問、採点など、教員の業務負担が増えています。一方で、情報科では幅広い専門知識が求められることから、指導できる教員の不足も課題となっています。
「コエテコStudy byGMO」は、こうした教育現場の課題を解決するため、実際の高校教員へのヒアリングをもとに開発しました。教材・課題の作成からテスト配信、採点、成績管理までをオンラインで完結させることで、教員が事務作業に費やす時間を減らし、より多くの時間を生徒と向き合うことに充てられる環境の実現を目指しています。
サービス提供後も、情報科教員への継続的なヒアリングやユーザー調査を行い、そこで得た現場の声をUI/UX設計や機能開発に反映し、教育現場のニーズに即したサービスづくりを進めています。
現在は5社の教科書に対応し、対応教科書の全国シェアは8割超をカバーしています。こうした継続的な改善を通じて、教員の業務効率化と生徒の学習体験向上の両立を目指しています。
【CBT形式の定期考査で約6時間の業務時間を削減】
実際に都立高校で実施された科目「情報Ⅰ」の定期考査では、「コエテコStudy byGMO」を活用してCBT形式の試験を実施しました。その結果、従来の紙による試験と比較し、作問にかかる時間を除いて合計約6時間の業務時間削減につながりました。
CBT化によって試験問題の印刷・配布・回収が不要になるほか、自動採点による採点業務の効率化や、試験結果の迅速な返却も可能になります。
■CBT形式での定期考査により削減できた時間内訳
合計:約6時間
・紙で印刷する時間:約1時間
・折り機で用紙を折り、揃える時間:約1.5時間
・マークシートを読み込む時間:約1時間
・記述の採点:約1.5時間
・返却用の印刷時間:約1時間
生徒からも、「手軽に回答できる」「問題が見やすい」「デジタルの方が集中できる」といった声が寄せられており、教員の業務効率化だけでなく、生徒の学習体験の向上にもつながっています。
【「コエテコStudy byGMO」デザイン担当者コメント】
GMOメディア株式会社 サービスデザイン部 シニアデザイナー 鈴木悠里、岩田千尋
「コエテコStudy byGMO」のデザインでは、「何ができるサービスか」だけでなく、「それによって教育現場がどう変わるのか」まで伝えることを重視しました。
機能が増えていく中でも、先生の業務の流れの中で自然に使っていただけることを大切にし、教育現場の声を直接聞きながら、授業前の準備から授業中、授業後まで、実際の利用シーンを想定して改善を重ねてきました。
自分たちが関わるサービスでいつかグッドデザイン賞を受賞したいと思っていたので、今回の受賞をとても嬉しく思います。この受賞をひとつの自信として、これまで以上にサービスの価値を伝え、教育現場により良い体験を届けていきたいです。
【グッドデザイン賞とは】
グッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。(https://www.g-mark.org/)
2026年10月31日(土)~11月4日(水)に開催される「2026年度グッドデザイン賞」の全受賞対象を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」にて、受賞3サービスを展示予定です。
【「コエテコStudy byGMO」について】(URL:https://study.coeteco.jp/top)
「コエテコStudy byGMO」は、科目「情報Ⅰ」をはじめとする問題をCBT形式で配信・採点・分析までワンストップで行える教育DXサービスです。教員は最短30秒でテストを作成でき、生徒はAIが提示する最適化された学習内容を通じて、理解度を深められます。配信可能な問題は、5,000問以上の事前収録問題に加え、「問題AIジェネレーター」「問題AIインポーター」という機能を利用することで教員が独自に作成することも可能です。CBT配信に加え、問題セットからプリントを作成する機能も搭載しています。
また、2025年7月より、ITパスポート版のシリーズ展開も開始しています。
以上
