GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸 以下、GMOメディア)が運営する、10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ( http://lab.prcm.jp/ )」は、「女子中高生とバレンタインに関する調査」を実施いたしました。
<調査概要>
■ 調査テーマ 女子中高生とバレンタインに関する調査
■ 調査対象 女子中高生
■ 調査期間 2018年1月18日~2018年1月25日
■ 調査方法 インターネットリサーチ
■ 有効回答数 773名
■ 調査主体 プリキャンティーンズラボ
※本調査レポートの百分率表示は四捨五入で端数処理を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
【調査サマリー】
■バレンタインにチョコを渡す人数は平均15.2人!
■チョコの平均予算は?本命チョコ980円、義理チョコ506円、友チョコ645円
■バレンタインは約8割が楽しみ!一方「正直面倒くさい」という本音も
■女子高生の6割がバレンタインネタをSNSへ投稿!
話題の言葉の認知度「フライングバレンタイン」6割超、「ギャレンタイン」3割超!
【調査結果】
■回答者の属性
~13歳~16歳がボリュームゾーン、中学生の割合が多め~
回答者の年齢は13歳~16歳がボリュームゾーンとなり、属性別では「中学生(68.3%)」が約7割を占め、「高校生(31.7%)」は約3割となりました。スマホの利用率は94.8%となり、利用しているスマホのOSは、「iOS(50.6%)」が「Android(38.7%)」を上回りました。
アンケート参加者の年齢分布[N=773 単一回答]
アンケート参加者の属性[N=773 単一回答]
利用しているスマホのOS[N=773 単一回答]
■バレンタインにチョコを渡す人数は平均15.2人!
~渡す相手は「学校の女友達」が9割超で最多に~
まずは女子中高生に、今年のバレンタインにチョコを渡す予定の人数を尋ねました。結果、「11~20人(25.7%)」、「6~10人(25.0%)」という子が多く、平均して『15.2人』に渡す予定であることがわかりました。一方、「チョコを渡す予定はない(13.5%)」子も一定数いるようです。
「誰に渡す予定か」については、「学校の友達(女の子)(91.2%)」という回答が9割超と突出する結果となり、次いで「家族(50.5%)」「恋人・好きな人(48.3%)」が約半数に上りました。また、「恋人・好きな人への渡し方」は、「直接手渡しをする(82.7%)」が基本のようです。
バレンタインにチョコを渡す予定の人数[N=773 単一回答]
誰に渡す予定か[N=669 複数回答]
恋人・好きな人への渡し方[N=323 単一回答]
■チョコの平均予算は?本命チョコ980円、義理チョコ506円、友チョコ645円
~本命チョコと義理チョコの平均予算の差は474円に!~
続いて、今年バレンタインにチョコを渡すと回答した子に、「本命チョコ/義理チョコ/友チョコ」それぞれについて、一人あたりどれぐらいの金額を使うか予算を聞いてみました。「本命チョコ」については、「500円~1,000円未満(31.7%)」が最も多く、次いで「1,000円~2,000円未満(19.1%)」となり、平均予算は『980円』となりました。
「義理チョコ」については、「300~500円未満(32.9%)」が最も多いものの、4人に1人が「300円未満(26.6%)」と回答しており、平均予算は『506円』となりました。「本命チョコ」の平均予算と比較すると、実に『474円』もの差が開いています。
また「友チョコ」については、「300円~500円未満(36.5%)」、次いで「500円~1,000円未満(28.7%)」となり、平均予算は「義理チョコ」を上回る『645円』となりました。
「本命チョコ」にかける一人あたりの予算[N=669 単一回答]
「義理チョコ」にかける一人あたりの予算[N=669 単一回答]
「友チョコ」にかける一人あたりの予算[N=669 単一回答]
■バレンタインは約8割が楽しみ!一方「正直面倒くさい」という本音も
続いて女子中高生に「バレンタインへの関心度」を尋ねました。「わくわくする・楽しみ(76.7%)」と答えた子が8割弱にのぼったのに対し、「正直面倒くさい(17.9%)」という子も約2割程度いることがわかりました。
「正直面倒くさい」と答えた子に理由を聞いたところ、「準備が面倒だから(65.0%)」「気を遣うから・お返しが面倒だから(53.9%)」「時間がかかるから・忙しいから(54.4%)」が過半数の回答を集め、女子中高生の本音が垣間見える結果となりました。
バレンタインへの関心度[N=773 単一回答]
バレンタインを「正直面倒くさい」と感じる理由[N=180 単一回答]
■女子高生の6割がバレンタインネタをSNSへ投稿!
話題の言葉の認知度は「フライングバレンタイン」6割超、「ギャレンタイン」3割超!
~投稿するSNSはTwitterへ投稿すると答えた子が多い~
SNSを使う子が多い女子中高生に「バレンタインのできごとをSNSに投稿するか」を尋ねました。結果を属性別に集計したところ、「SNSに投稿する(中学生:44.3%、高校生:60.7%)」と回答した高校生が6割超にのぼった一方で、中学生は過半数の子は「SNSに投稿しない(55.7%)」ことがわかりました。
また、投稿するSNSについて尋ねたところ、「Twitter(中学生:53.2%、高校生:60.0%)」が中学生・高校生ともに過半数にのぼりました。その他、中学生では「LINEのタイムライン(中学生:58.0%、高校生:13.6%)」が最多となっており、高校生の4倍以上にのぼっています。一方、高校生は「Twitter」に次いで「Instagram」への投稿が多く、「Instagramのタイムライン(中学生:37.6%、高校生:55.2%)」と「Instagramのストーリー(中学生:27.8%、高校生:46.4%)」でそれぞれ17ポイント以上、中学生の数値を上回りました。
~「フライングバレンタイン」の認知度は6割超~
続いて「SNSなどで話題となっているバレンタインに関する言葉の認知度」について調査しました。
「知っている」という回答が一番多かったのは「フライングバレンタイン(62.4%)」で6割超に上り、次いで「ギャレンタイン(GALENTINE)(34.8%)」、「痛チョコ(28.6%)」と続きました。
バレンタインのできごとをSNSに投稿するか[中学生N=463、高校生N=206 単一回答]
投稿するSNS[中学生N=125、高校生N=205 複数回答]
SNSなどで話題のバレンタインに関する言葉の認知度[N=773 単一回答]
*各用語の説明
・フライングバレンタイン:バレンタイン本番の2月14日以前にバレンタインのチョコレートを渡すこと。または、2月14日以前にバレンタインイベントを楽しむこと。
・ギャレンタイン(GALENTINE):「GAL(ギャル)」と「Valentine(バレンタイン)」を掛け合わせた造語。
「女の子同士でバレンタインを楽しむこと」という意味で用いられる。
・痛チョコ:チョコレートを用いてアニメや漫画のキャラクターを描いたもの。
・フェアトレードチョコ:「フェアトレード」とは、発展途上国で作られた製品や作物を適正な価格で販売することで、生産者の生活向上・改善を支援する貿易の仕組みのこと。「フェアトレードチョコレート」は、こうした公正な取引を通じて販売されているチョコレートを指す。
【本調査の背景】
毎年2月14日に世界各地で祝われる「バレンタインデー」。日本では独特の慣習として、女性から男性にチョコレートを贈るイベントとして定着してきました。昨今では、彼氏や好きな人に贈る「本命チョコ」だけでなく、お世話になった先輩や友人に贈る「義理チョコ」、女友達に贈る「友チョコ」など、バレンタインの楽しみ方が多様化してきています。
そこで「プリキャンティーンズラボ」は、女子中高生の最新のバレンタイン事情を探るべく、アンケート調査を実施しました。
【「プリキャン byGMO」とは】(URL:http://prcm.jp/)
「プリキャン byGMO」は、“女の子の新しいhappyのかたち”をコンセプトにしたコミュニティサイトです。写真と画像でつながるコミュニティサービス「プリ画像」や、気軽に相談・アドバイスがもらえる「プリキャンQA」をはじめとする10代の女の子向けのコンテンツを展開しており、2015年3月からは、記事へのコメントやGOOD/BAD機能を通じてユーザー同士がコミュニケーションできるニュースサイト「プリキャンニュース」を提供しています。
【「プリキャンティーンズラボ」とは】(URL:http://lab.prcm.jp/)
「プリキャンティーンズラボ」とは、「プリキャン byGMO」が設立した、10代の女の子のスマートフォンライフや日常生活を調査・発表するGMOメディア社内に置かれた研究機関です。スマートフォンネイティブである「プリキャン」ユーザーの日常生活を研究していきます。
【本調査結果の引用・転載について】
本調査の一部を引用・転載される場合には、出典として「プリキャンティーンズラボ」及び調査名称「女子中高生とバレンタインに関する調査」とURL(http://lab.prcm.jp/?p=2754)の併記をお願いいたします。
【報道関係お問い合わせ先】
GMOメディア株式会社 広報担当 森島
TEL:03-5456-2626 FAX:03-5459-6077
E-mail:pr@www.gmo.media