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デザイナー
デザイナー新卒採用
GMOメディアのサービスデザイン部の岡本部長にデザイン部の組織について、デザイナーの取組みやデザイナー新卒採用についてをインタビューしてきました。
名前:岡本 くる美
入社から2年間はポイ活サイト「ポイントタウン」のデザイン業務全般を担当し、そのノウハウをもってGMOリピータスの立ち上げに参画し、約5年間ほどリードデザイナーとしてGMOリピータスの各ポイントサイトの立ち上げ・運用を行っていました。
また、担当しているサービス以外の活動として学生インターン開催などの採用活動や、新人研修、デザイナー全体の横断の取り組みである「グループミッション(ぐるみ)」の企画・運営、他チームの技術支援等をやっていました。
2021年にサービスデザイン部の部長になり、現在はDesignOps全般に従事しています。
最近の取り組みとして、2024年の4月にサービスデザイン部に新しく「カルチャーデザイングループ」を組成しました。サービスデザイン部のデザイナーと、コーポレート部のみなさんという越境したチームで、組織カルチャーやHR部門の強化を行っています。
趣味は音楽を聞くこと、ライブに行くことです。あとは動画を見たり、ゲームしたり……基本的にライブに行く以外はインドアです。でも散歩も好きですね。よく都内をのんびり歩いています。
サービスデザイン部はGMOメディアに所属するデザイナー全員が所属する横断型のデザイン組織です。
担当するものは幅広く、サービスのUIはもちろん、UX設計からバナーやLPなどビジュアルデザイン、Webサービスに関してはHTML/CSS(Sass)のコーディングも行っています。
頻度は低めですが、オフラインイベントを実施するサービスもここ数年で増えてきており、イベントデザインや必要な制作物をすることもあります。
また、ただ作るだけではなく、ディレクターやエンジニアなどの他職能とのチームでサービスをどう成長させていき、その結果ユーザーにどんな価値を提供したいのかを考えています。
そのためユーザーインタビューやユーザーテストも行うことが多いです。
サービスデザイン部の事例については以下をご確認ください。
事業に資するリサーチを。GMOメディアでの、事業課題に応じたリサーチの使い分けについて
『ポイントタウン byGMO』のリニューアルにおける、デザインの価値貢献の事例
コエテコ ジュニアプログラミングフェスにおける、「事業に資する」制作ディレクションの進め方
使用アプリケーションはFigma, Adobe Illustrator, Photoshopがメインですね。 コーディングをするのでVS codeやチームによってはIDEを利用してることもあります。 最近は一部動画作成をするデザイナーもおり、その際はPremiereを利用しています。
GMOメディアは自社サービスを自社開発・運営している企業です。
ほとんどが内製のため、ひとつのサービス・プロダクトを別の職種(エンジニアやディレクターなど)と同じチームで遂行していきます。
その際に、デザイナー特有の視点でサービスをより良くする取り組みが求められますが、それ以前に同じ志を持った仲間として
「サービスをどう良くしていくか」「ユーザーにどういった体験を提供するか」「結果としてビジネスをどう成功させるか」を
チームメンバーと共に考えなければなりません。
「サービスの上流工程」に携わりたい方、事業課題を解決することにわくわくする方、そしてデザインの力で良い体験をユーザーに届けたいという気持ちがある方と一緒に働きたいと思っています。
マインド面とデザインスキル面にわけると以下です。
①ポジティブな人
前向きな思考はもちろんですが、個人の範囲を超えプラスの影響を周囲に伝播していけると相乗効果でチームや、ひいてはサービスが成長していくと考えています。
②素直・謙虚である人
デザインレビュー等を含め、チームで協働するシーンがたくさんあります。
その際、周囲からの意見を受け止める力と、それをもとによりよく改善していく力が求められます。
それには素直さと謙虚な姿勢が必要だと考えています。
また、少し好奇心と似ているのですが、常に新しい技術やデザイントレンドを受け止め自分で使えるのも素直さが必要かなと思っているので、この素直さは特に重視しております。
③当事者意識が高い人
自社サービスを提供しているため、チームやビジネス、そしてユーザーのことを「自分ごと」として考えられ、自分の役割を決めずに行動していくことが重要だと考えています。
スキル面ではツールをどの程度使える等は特に見ておりません。
何をデザインしていたかも重視しておりません。ただ、事業会社且つWebサービスをやりたい、という動機に説得力があるような活動をしているかを見ています。
また、自身のデザインがターゲットユーザーにどういった影響を及ぼしたいのか、デザインの力を使ってなにがしたいのか。
ただ作るだけではなく、なぜ作るか・作ってからどうしたいのかをロジカルに考えアウトプットする力を期待しております!
専門性が高いスキルももちろんあれば高く評価しますが、基本的にはデザインプロセスをどれだけしっかり考えられているか、そしてそれを可能な限り実現できること、作って終わらず次を考えらるかを拝見しております。
デザインの力を活用して、社会に良い影響を与えるために、一緒に何ができるかを考えていけたら嬉しいです! そのために自身の興味があること、やりたいことを発信してもらって、今後のGMOメディアをデザインの力で盛り上げていけたら嬉しいです。 また、自分も周囲も成長し続けるためには学び続けることが大事だと考えています。ぜひ学生時代に学んだことを、私たち共有してください。 私たちも皆さんに学んだことを共有していきます。価値観を拡張していき、私たちが成長してサービスを成長させていきたいです。
サービスデザイン部はGMOメディアのデザイナー全員が所属する横断組織です。 ですが、社内のデザイン案件を受けていくという形ではなく、各事業部にあるチームにジョインする形をとったマトリクス型組織です。 そのため、サービスデザイン部の社内での役割としては、事業チームにジョインしているデザイナーが活躍していくための、成長支援が主な役割となっております。
各デザイナーがたくさん経験をし、成長していくことを中心においていましたが、これからはその仕組みは維持しつつ、デザイナーがもっとビジネス面での貢献をしていけるような状態にしていきたいと考えています。
事業責任者と同じ当事者意識で事業のことを考え、周囲にポジティブな影響を及ぼしながら牽引していけるような、そんな組織になっていけたらなと思っています。
また、自社サービスを提供し、フレキシブルに役割を越境していける、いわゆるジェネラリストタイプのデザイナーが多いのですが、今後はより特定の分野に長けたデザイナーがスペシャリストとして、その技術力でサービスやチームを牽引していけるような環境を作っていきたいと考えています。
GMOメディアの社風として、自分から発信したり手をあげていくと、いつでも挑戦できるといったものがあります。
それはGMOメディアが大事にしている「誠実・挑戦・創造」という三元素と呼ばれるバリューを体現している文化です。
現代はVUCA時代と呼ばれるほど、不確実性が高く、変化が激しい時代です。
その激しい移ろいの中で、失敗を恐れずたくさん挑戦できる環境がGMOメディアにはあります。
不確実性が高い状態は、誰しもが不安になると思います。
しかしながら、未来への不安は行動していくことでしか解消できません。 ぜひ変化の激しい中での挑戦を「冒険」と捉え、たくさんのことに挑戦できる時代をともに楽しんでいきたいと思っています! その中でデザインのビジュアライズをする力、複雑なものを組み直して伝える力、そして新しい価値を生み出せる力の可能性はたくさんあります。 今後の時代において、デザイン的なアプローチはもっともっと重視されると思っています。 ぜひデザインの力を活用して、わくわくするような挑戦を一緒にできたら嬉しいです!